債券価格の変動とリスク

債券価格と金利との関係

債券価格は、市場金利との関係で日々変動します。
下図をご覧ください。債券の価格は、金利水準が上がれば値下がりし、金利水準が下がれば値上がりします。その仕組みを簡単に解説しましょう。
世の中の金利水準が上がった場合、新しく発行される債券は、既に発行されている債券に比べて金利は上がっています。そのため、既に発行されている債券を売却する場合、価格を下げなければ買ってくれる人がいないため、債券価格は下がります。
一方で、金利水準が下がった場合、先ほどとは逆の動きとなり、新しく発行される債券の金利が下がり、既に発行されている債券価格は上がることになります。
この債券価格と金利との関係は、債券を購入する際はもちろん、購入してからも、常に念頭に置いておくとよいでしょう。

債券価格と金利との関係

利率と利回りの関係は

金利を意味する言葉として、「利率」と「利回り」が使われます。この二つの言葉はどう違うのでしょうか。
利率(年利率)とは、額面金額に対して毎年受取る利子の割合のことをいいます。たとえば、額面100万円に対し、年間の利子が2万円であれば、利率は2%です。逆にいえば、利率が2%の債券を額面100万円購入したとき、年間に受取れる利子の総額は2万円になります。
これに対し、利回り(年利回り)とは、購入価格に対する利子も含めた年間収益の割合のことをいいます。たとえば、利率2%の債券を100万円購入し、2年間保有して104万円で途中売却したとしましょう。この場合、2年間での収益は8万円です(利子2万円+利子2万円+売却価格104万円−購入価格100万円)。つまり、1年間の利回りは4%になります。もちろん、売却価格が購入価格を下回ったりすると、利回りは低下することもあります。
なお、上記の計算には税金などの費用は含まれていません。

債券のリスク

債券は証券の一種であるため、もちろんリスクを伴います。主なリスクは次の2つです。

1.価格変動リスク

債券を途中売却する際、その受取り額が変動する可能性があるというリスクです。債券の価格は、市場金利の変動等によって日々変動するため、額面で売却できるとは限りません。金利水準が上がれば値下がりし、金利水準が下がれば値上がりしますので、利益を得られることもあれば、損失を被ることもあります。ただし、満期日まで保有し続ければ、この価格変動リスクはありません。

2.信用リスク

債券の元本や利子の支払いが滞ったり、不能になったりするというリスクです。債務不履行(デフォルト)リスクとも言います。個々の債券の信用リスクはどの程度なのか、その目安は「格付け」によって判断することができます。

開く

本ページのご利用にあたって

【情報提供元】ライフプランとマネー百科:アーティス株式会社
本ページに掲載されたすべての内容(情報、商標、デザインなど)の著作権等知的財産権は、当社もしくはアーティス株式会社に帰属するものです。したがって、これらを無断で転載、使用、複製、配布、改変等を行うことはできません。
本ページに掲載された情報によりなされた判断による一切の行為で発生したいかなるトラブル・損失・損害に対して、当社ならびにアーティス株式会社は責任を負いません。また、当社またはアーティス株式会社の責によらない文面の改ざん・文面内容の漏えい・第三者の不正使用その他の事故がありましても、これによって生じた損害については、当社ならびにアーティス株式会社は責任を負いかねますのでご了承ください。
本ページは、予告なしに運営の中断、中止や内容の変更を行うことがありますが、これらによって生じたいかなるトラブル・損失・損害に対しても当社ならびにアーティス株式会社は責任を負うものではありません。